皆さんあけましておめでとうございます。
輝かしい新年を迎えました。昨年一年間を振り返り如何でしたでしょうか。日本の景気は緩やかに回復してきていると政府が主張しておりますが、実感はほとんどありません。人財不足で忙しい世の中ですので、景気回復での忙しさとはちょっと違う感じがします。
私は、相変わらず関東・東北と出張ばかりの一年でした。
そのお陰も有ってか、私の思うような売り上げと利益が確保できました。努力は報われる。だから私は努力を惜しまない。
昨年印象に残った事は、北海道地区では、物流センターの利益がようやく思う利益率に成り始めて順調に推移している事です。今年は石狩に床面積3,000坪の大型物流センターを9月に竣工します。24時間対応のセンターで待ち時間0を目標に設定しました。倉庫内の作業員を極力減らし自動化を進めフォークリフトも自動で動くのです。人手不足の解消と待ち時間の解消を同時に達成した画期的な物流センターに成ります。楽しみにしていて下さい。
東北地方では、昨年5月で富谷センターの仕事が終了して売り上げを落としましたが利益は増えております。また生協様の仕事を中心にサンゲツ様のアウトソーシングを受けて、しっかりと売り上げと利益を出して来ておりますので富谷センターの売り上げをカバーしております。また、その他に新規の仕事も増えてきており今年は幸先の良い新年を迎えております。
関東地区に於いては、あらた様の物流を中心に新規荷主様の獲得をしておりますので、いよいよ30億円の売り上げに向けて始動しております。二トリ様の仕事も宇都宮を初め三郷などのセンターで仕事量が増えてきております。しっかりと取りこぼしの無い様に各営業所の所長が力を合わせて頑張っております。
皆さんのお陰でエースグループの全社で今年度は利益が出た事に成ります。繰り越し欠損は、ほぼ解消される見込みです。長く苦しかった昨年度まででしたが、今年度以降はしっかりと地に足のついた経営をして参ります。今後も全員野球でエースグループは強く突き進んでまいります。
今年3月より、農業法人を立ち上げて農業を社員の福利厚生に役立てようと思いましたので始めます。北広島に農地を購入しました。この農地を開墾して沢山の野菜や果物を作付して社員に配る事を考えております。農業に関心のある社員やパートさんは、お手伝い大歓迎ですのでお願い致します。最終的には、観光農園を考えております。
昨年11月に2つの大学で講義をして運送業の大変さと面白さを教えた事が印象的でした。毎年させて頂いておりますが、昨年は特に北海学園大学での講義が印象的でした。300名の経営学部の学生を相手に話をしましたが、終了5分前に私の前にメモ紙が届きその中に“15分延長して下さい”と書いてありました。普通は「5分前」など、もうそろそろ終了ですよ。と言うメモなのですが延長OKのメモにはビックリしました。教授がよほど私の話を聞きたかったのであろうと伺えます。経営者の生の声とサクセスストーリーを学生が真剣に聞いておりました。その後、質問の時間では“林さんは講義の中で、『夢は叶う!』と言っていましたが、叶わない夢だってあるのではないですか?”と質問されました。夢は叶います!と言い切りました。そして、夢は本人の思いが強ければ叶うのですが、強くなければ叶わない事も有ります。また、叶わなくてもそれに近づく事は出来ます。と回答しました。今年は、もっと沢山の学生に運送業の大切さを教えようと思います。
エースと運送業界に貢献しながら今年もガンガン走り回ります。
平成30年1月
株式会社エース
代表取締役 林 博己